母乳の出が良すぎて乳腺炎になった話
私は授乳期間中に、乳腺炎になったことがあります。
二人目を出産した時です。
一人目よりも母乳の出がよく、妊娠中からたまに母乳が垂れることがあるほどでした。
左右どちらもしっかりと出ていたので、粉ミルクを足す必要はありませんでした。
それどころか、片方の胸の母乳を飲んだだけで子供が満足して眠ってしまうこともしばしば。
飲んでもらっていない方の胸は、パンパンに張ってしまいましたが、次の授乳の時間に吸ってもらえばいいかという気軽な気持ちで母乳育児を進めていました。
しかしある晩、左胸がとても熱くなっていることに気が付きました。
触ってみるとややかたくて、変な感じがしました。
放っておけば治るだろうと一晩様子を見ましたが、翌朝には痛むようになっていたので、母乳外来を受診することに。
診断結果は乳腺炎でした。
かたいと思っていたものは、しこりだったようです。その日のうちに助産婦さんから、母乳マッサージを受けました。胸がかたくなっているところにも手が当たるので、物凄く痛かったです。
しかしマッサージが終わると痛みが幾分やわらぎ、しこりも小さくなったように感じました。
葛根湯が処方され、帰宅しましたが、母乳マッサージには定期的に通った方がいいとのことでした。
葛根湯を飲み始めてから2日くらいで熱っぽさが完全になくなりましたが、マッサージには一ヶ月通いました。
やはりきちんと溜まった母乳を絞っておくことが大事だそうです。
ママ友カーストを、2度経験
私には5歳の幼稚園に通う子供がいます。しています。
1度目は、子供が幼稚園に入園する前のことです。当時結婚して住み始めた土地なので、知り合いがいませんでした。そこで、興味があった分野の幼児教室を見つけ、深く考えずに入会することにしました。見学に行ったときも特に違和感は感じませんでした。
1クラス5人くらいの教室で、母親もずっとそばについて受講するものでした。いざ入ってみると、どのお母さんもうちの子がかわいい!といった感じで、他の子が目立ったりするとひきつったような笑いをする人ばかりでした。その妬みのような微妙な雰囲気が伝わってきて、私はなんだか緊張していました。
また、幸か不幸かうちの子が結構活発なタイプたっだので、目立つことが多かったのです。すると、「入ったばかりなのに」とか聞こえるように嫌味のような口調で言われたり、教室の前に停めた自転車を置く場所が悪い!と言われたりしました。
なんだか先生と親の関係も微妙でした。5人の親の中によくしゃべるママがいたのですが、受講中に先生の言葉の揚げ足を取ったりしていました。先生も、そのママと他の強そうなママには低姿勢ですが、私のような地味な人には目も合わせないような時もありました。
ほんの1時間の教室ですが居づらさを感じていて、1年たったころ子供も飽きてきたのか辞めたがったので、辞めました。
二度目に体験したカーストは、幼稚園でのことです。同じ学年のママに、近所を仕切っていると有名なボスママがいました。他の学年の人でも知っているような顔が広いママです。
そのボスママは、一見かわいらしく見えますが、8人くらいのグループを作っており、その仲間には自分が収集した情報をいろいろと流しているようです。
他のママの年齢はもちろんのこと、どこに住んでいるか、持ち家か賃貸か、旦那さんの年齢、職業、子供の習い事や持病など、本当に多くの情報を知っています。そのママとの会話を聞いていると、「今日は何するの?習い事の日よね?」とか、「どこどこに住んでるって聞いたけど、高級住宅地なの?」とか、そんなことばかりです。正直、そんなにみんなの情報を把握して、一体どうしたいのだろうと思います。
また、グループ内に情報収集役の人もいます。最近仲良くなった人で、人当たりもよくてとても感じがいい人がいました。その人に、話の流れで旦那さんの通勤手段などを話していると、それがボスママに伝わっていて、「どこの駅で降りるの?」などと聞かれ、しまったと思いました。私のようにぼやぼやしていると、知らないうちに情報が広がってしまうようです。
もともと仲がいいママ友とでも、相手の家のことなどは一切聞かないようにしてきました。そんな体験をしてから、やはりママ友とは表面上トラブルにならない程度の付き合いが一番だ、と思うようになりました。
20歳の時、海外での盗難被害で思った事
海外旅行でヨーロッパに行った時のことです。
ホテルに泊って就寝していた私。
朝起きたら、パスポートとカメラなどを入れた貴重品入りのカバンだけがごっそりとなくなっていました。
カギをかけていたのに、寝ている間に部屋に忍び込まれて盗まれたようでした。
今思えば殺されなかっただけよかったとは思いますが、その時は貴重品がなくなって混乱していました。
ホテルの従業員も、「あんたの自己責任だろ」という態度が見え見えで、あてになりませんでした。
日本から来たツアーガイドも「大変なことになった」と言いながら、自分への責任問題しか考えていないようでした。
現地ガイドを手配しましたから、その人と一緒に対応するようにとだけ言いのこし、立ち去りました。
ものすごく心細い気持ちでいっぱいでした。
「結局世の中、何事も自己責任で片づけられるんだよね。運が悪かった、仕方ないわ。」と自分に言い聞かせながら、とにかく私は現地のガイドさんがやってくるのを待ちました。
しかしこの後、私は「人間も捨てたもんじゃないな」と思うことになるのです。
現地ガイドさんは、とても穏やかそうな顔をした初老の現地女性。
現地の大学で日本語を学んでいたため、日本語が話せるとのことでした。
警官も3人やってきました。
現地ガイドさんは、私の言葉を逐一警官に翻訳してくれ、3人の警官もびっしり報告書を書いてくれました。
その後現地ガイドさんは、警察署、写真屋さん、大使館などに私を連れて行ってくれました。
その道中で
「私の国でこんな犯罪が起きるなんて本当に情けなくて恥ずかしい、本当にごめんなさい、あなたの旅行を台無しにしてしまってごめんなさい」と
涙ぐみながらわたしに言いました。
彼女は何も悪いことをしていないのに。
「自己責任だから仕方ない」とか「運が悪かった」という言葉で片付けずに、 私の悲しい気持ちにも察してくれた彼女の心に触れて、パスポートが再発行された時には、むしろ私は「こんな素敵な人がいる国だから、また来たいな」と思っていました。
現地ガイドの彼女以外にも、いい人はたくさんいました。
大使館の方々は半日でパスポートを発行してくれたし、
落ち込んだ顔をしていた私に席を譲ってくれた男性もいました。
盗まれたカバンも幸運なことに見つかり、カメラ以外は戻ってきたのです。
警官のレポートが詳細だったおかげで、海外旅行保険から被った損失をかなりカバーできました。
彼らの優しさのおかげで残りの旅行を楽しむことができ、いまこうして過ごせているのだと思います。
いい人悪い人の基準って国籍じゃないんだよなと思う出来事でした。
自分が中心にいないと気が済まないママが起こした幼稚園トラブル
息子が幼稚園に通っていた時のことです。
その幼稚園は自由な雰囲気だったので、保護者の方もおおらかな方が多く、特に大きなもめ事はありませんでした。
お母さん達も送り迎えで毎日顔を会わせるのですが、特に派閥ができることもなく誰とでも和気あいあいと話せる雰囲気でした。
しかし、年長になる春休み頃からあるMさんという人のせいで数人がトラブルに巻き込まれることとなりました。
幼稚園では保育を手伝うボランティアのサークル活動があり、Mさんも私もそこに入っていました。
年長になり同じ学年の中から代表を決めることになったのですが、なぜかそのサークルに入って間もない私に「代表をやらないか」という声がかかりました。
他に経験豊富なお母さんもたくさんいるし、サークルの雰囲気的に代表が嫌で他人に擦り付けるような感じではなかったので、私はおかしいなぁと感じました。
結局、もともとサークルの代表をするはずだったAさんがやってくれることになったのですが、後からよくよく話を聞いてみるとMさんがAさんに代表をやらせたくなくて、裏で代わりの誰かに代表をさせようとしていたようでした。
その後もMさんのAさんに対する嫌がらせは続きました。
サークルの他の人にはAさんの悪口を、Aさんには他の人の悪口を言って仲を悪くさせようとすることが続いていました。
それだけでなく同じくサークルの中心メンバーだったBさんにも被害がおよび、AさんとBさんを仲違いさせようとしていました。
AさんとBさんは一時期本当に仲が悪くなってしまい、サークル内も良くない雰囲気になってしましました。
しかしその時は原因がMさんにあることには誰も気が付いていませんでした。
Mさんが原因であるとわかったのは、AさんとBさんが二人で今までのことを直接話し合ったからです。
二人とも他人の悪口をいうようなタイプでなかったので、それまでのことを不審に思い話し合いに至ったようでした。
結局、全てがばれたMさんは幼稚園に居ずらくなり、送り迎えもおばあちゃんが対応するようになっていきました。
しかし今度は子どもまで休ませるようになり、心配したAさんとBさんは今までのいきさつを幼稚園に報告しました。
Mさんは幼稚園に「仲間外れにされた」という嘘の報告をしていたようで、卒園間近なのに退園して他の幼稚園に行くと騒いでいたようでした。
もともとMさんは明るく元気の良い方で、クラスの子たちをたくさん自宅に招いてパーティーなどもするような方でした。
しかしそれも自分が中心でいなければ気が済まないタイプだったからで、自然と人が集まるAさんとBさんをジャマに感じた末の行動だったようです。
Mさんと仲の良かった人でなんとか関係をもちこたえさせて、結局無事にMさんの子どももその幼稚園に最後までいることができました。
しかし幼稚園が好きなのに無理やり休まされ、巻き込まれた子どもが一番かわいそうでした。
母乳がでなくてそれを言われるのがストレス
産後は思っていたように母乳がなかなかでず困ったのですが母乳が一番赤ちゃんにとっては病気になりにくく栄養があっていいんだよ、と両親に言われたことが本当に嫌でした。
私の赤ちゃんは未熟児で生まれたので飲む力がなく、また保育器にはいっていたので母乳をあげようと思っても赤ちゃんが飲んでくれなかったので、なおさら母乳がでにくかったのかもしれません。
退院後もやっぱり赤ちゃんが母乳を飲んでくれなかったのでミルクと混合にしてあげていたのですが、それを見てなんで母乳をあげないのかと言われ出ないのにしょうがないでしょと言ってもなかなか理解してくれなかったことがストレスでした。
母親が私の時は母乳があまるくらいでていて他の子供にあげるくらい母乳がでていたんだよと話をされてそれがプレッシャーでした。
でも今は昔に比べてミルクの栄養も高くなってきているので最初から赤ちゃんにミルクだけあげている友達もいますし、実際に私の赤ちゃんもミルクと母乳の混合でしたが1歳半まで風邪もひかずに元気に育ちましたので母乳がでないからといって気にすることはないと思います。
それよりもストレスが一番よくないと思うし、赤ちゃんにとってママが一番大事な存在なので赤ちゃんの前ではいつも笑顔でいるゆったりとした気持ちの育児のほうがいいと思います。
いくら母親だったとしても昔と違う育児のやりかたがあるのですがそれを押し付けるようにしていうのはどうなのかなと思います。
昔の育児は赤ちゃんは布おむつで育てているのが主流だったようですが今は紙おむつで育てるのが主流なのでそれを見て紙おむつ代がもったいないねなんて言われました。
でもそういわれても紙おむつで育児していました。
またどうしても赤ちゃんをおいていかないといけない状況で例えば美容院に行く時などは両親に赤ちゃんを預けて外出していたのですがよく泣いていたのでそのたびにミルクを両親があげていたようです。
赤ちゃんは泣くことで気持ちを伝えるので泣いているからといってミルクが欲しいわけではないですし、おむつが汚れていたり、甘えたりしたい場合もあるのですがそれを全部お腹がすいていると思ってミルクをあげていることが困りました。
赤ちゃんが飲むからミルクをあげているというのですが預かって家から帰ると赤ちゃんが噴水のようにミルクを吐き戻ししていたのでそれがかわいそうでした。
そしてそれを伝えたのですがやっぱりミルクをあげていたのでもう預かってくれるだけいいのかと思うしかありませんでした。
パパ友から評判が良かったDORACO(ドラコ)のスリングを購入にしました!
子育てをしていく上で、何か便利な道具はないかと探していました。近年では、さまざまな道具が開発されていて、子育てをするのが容易になっています。子どもを気軽に抱っこすることができるスリングのことを知って、使ってみたいと思うようになり、興味を持つようになりました。
使い方が難しかったり、うまく扱えなかったりする気もしていたのですが、使っている人の話を聞いて、簡単に使えるということが分かったので、購入してみようと思ったのです。
いろいろなスリングがあるため、どれを買えばよいか最初は分かりませんでした。比較をする時に意識したのは、母親だけでなく、父親でも気軽に使うことができるかどうかという点です。しっかりと子育てに参加したいと思っていて、使いやすいスリングがあれば便利だろうと考えたのです。スリングは、母親が使っているイメージが強かったのですが、探してみると父親でも使えるものが結構あります。自分の体格は女性に近い感じなので、スリングを使う上で体格を気にする心配はないと思い、デザインを重視して探しました。
スリングは使いやすいものだと聞いていたものの、実際に自分が使った時にどう感じるかは分からなかったため、不安は大きかったです。特に、子どもが嫌がってしまうのではないかという不安がありました。最も不安が強かったのは、耐久性の問題です。子どもをきちんと固定することができないと、安心して使うことができないからです。また、すぐに買い替えたりしたくないので、長く使い続けることができるかどうかも気になっていました。
DORACO(ドラコ)は、イクメンに向けた商品を積極的に開発しているということを知って、興味を持っていました。父親でも気軽に使えるデザインのスリングがあったので、DORACO(ドラコ)のスリングを選んで良かったと思います。さまざまなメーカーを比較してみて、特に気に入ったメーカーでした。
スリングを使ってみると、子どもを抱っこしやすいと感じます。子どもを直接抱っこした時よりも、子どもが安心感を持ってくれているような気がしました。スリングは、親子のコミュニケーションを図ることができる道具だと言われることがありますが、子どもにとっても、親にとっても、スリングを使うことは良いことです。親子で出かける時にも、楽しい気持ちになれます。
スリング自体の性能・機能に不満はないのですが、積極的に子育てに参加する父親が増えてきているので、もっと父親が楽しく使えるスリングが増えると良い気がします。
赤ちゃんの体温調節はちょっとした工夫から
赤ちゃんは体温が高くて汗をかきやすいということは出産前から知っていたのですが、実際我が子を育てていると想像していた以上でした。冷やしすぎると風邪をひいてしまいますし、温度管理がとても難しいです。何度も日本の夏を経験してきた大人でさえ部屋に居ても熱中症になるこの時代なので、赤ちゃんへの外出時の暑さ対策はとくに注意が必要です。そこで私がいくつか実践していることを紹介します。
まず1つ目は、出来る限り薄着をさせ風通しの良い服を着させることです。ボタン付きの服は第一ボタンを外すだけでも全然違います。サラリーマンの人がクールビズで第一ボタンを外しているのと同じことです。ボタンをひとつ外すだけで体感温度が2℃は下がるようです。
2つ目は「保冷剤」を持参することです。私は必ず持ち歩いています。ケーキ等を購入した時についてくる保冷剤は固くて角が鋭くなっているため、赤ちゃんに怪我をさせてしまうことがあるかもしれないので、最近よく販売しているのを見かける、カチカチに固まらない柔らかいジェルタイプの保冷剤がオススメです。カタチが自由自在に変わるので抱っこひもの内側に入れると赤ちゃんの背骨のカーブに合わせて曲がります。もちろん、ベビーカーにもチャイルドシートにも使用することができます。その際は保冷剤を入れる専用のポケットつきのシートを購入します。
3つ目は、エアコンの温度管理です。外出時には関係ないように思えますが、実は外出前の部屋の温度がとても大切なのです。部屋の温度と外の温度の差が大きいと赤ちゃんの体温調節がなかなか上手くいかず風邪をひいたりしてしまいます。そこでエアコンの温度設定は体に負担の少ない29℃?27℃がオススメです。しかしただただ温度管理だけしていればいいのではなく、風向きが重要となります。直接あたるのはよくないので部屋全体がエアコンの設定温度になるようにしなくてはなりません。そこで活躍するのが扇風機です。扇風機を首振りモードにしてエアコンの風が部屋全体に行き渡るようにします。そうすることにより赤ちゃんから冷えを守ります。29℃?27℃設定の部屋で過ごしてから外出してもあまり不快に思うことはなく体にも良いです。
以上、紹介しました3つのこと主に実践しています。実は最初の頃は温度管理が難しく、我が子に汗疹が出来てしまいました。ちょっとした工夫と1日何度か我が子の体を触って体温を確かめることをしていると汗疹がゼロになりました。まだまだ暑い夏が続きますが、みなさん頑張りましょう。