赤ちゃんの体温調節はちょっとした工夫から

 赤ちゃんは体温が高くて汗をかきやすいということは出産前から知っていたのですが、実際我が子を育てていると想像していた以上でした。冷やしすぎると風邪をひいてしまいますし、温度管理がとても難しいです。何度も日本の夏を経験してきた大人でさえ部屋に居ても熱中症になるこの時代なので、赤ちゃんへの外出時の暑さ対策はとくに注意が必要です。そこで私がいくつか実践していることを紹介します。

 

まず1つ目は、出来る限り薄着をさせ風通しの良い服を着させることです。ボタン付きの服は第一ボタンを外すだけでも全然違います。サラリーマンの人がクールビズで第一ボタンを外しているのと同じことです。ボタンをひとつ外すだけで体感温度が2℃は下がるようです。

 

2つ目は「保冷剤」を持参することです。私は必ず持ち歩いています。ケーキ等を購入した時についてくる保冷剤は固くて角が鋭くなっているため、赤ちゃんに怪我をさせてしまうことがあるかもしれないので、最近よく販売しているのを見かける、カチカチに固まらない柔らかいジェルタイプの保冷剤がオススメです。カタチが自由自在に変わるので抱っこひもの内側に入れると赤ちゃんの背骨のカーブに合わせて曲がります。もちろん、ベビーカーにもチャイルドシートにも使用することができます。その際は保冷剤を入れる専用のポケットつきのシートを購入します。

 

3つ目は、エアコンの温度管理です。外出時には関係ないように思えますが、実は外出前の部屋の温度がとても大切なのです。部屋の温度と外の温度の差が大きいと赤ちゃんの体温調節がなかなか上手くいかず風邪をひいたりしてしまいます。そこでエアコンの温度設定は体に負担の少ない29℃?27℃がオススメです。しかしただただ温度管理だけしていればいいのではなく、風向きが重要となります。直接あたるのはよくないので部屋全体がエアコンの設定温度になるようにしなくてはなりません。そこで活躍するのが扇風機です。扇風機を首振りモードにしてエアコンの風が部屋全体に行き渡るようにします。そうすることにより赤ちゃんから冷えを守ります。29℃?27℃設定の部屋で過ごしてから外出してもあまり不快に思うことはなく体にも良いです。

 

以上、紹介しました3つのこと主に実践しています。実は最初の頃は温度管理が難しく、我が子に汗疹が出来てしまいました。ちょっとした工夫と1日何度か我が子の体を触って体温を確かめることをしていると汗疹がゼロになりました。まだまだ暑い夏が続きますが、みなさん頑張りましょう。