物理的には大変だけど精神的には楽です

我が家は2歳のお兄ちゃんと、0歳の妹の、2人兄妹です。

まだ下が生まれて間もないのですが、大変なのはお風呂と寝しつけです。特にお風呂を1人で入れるときは大変。まず、赤ちゃんの服を脱がし、タオルをかけて脱衣所にいてもらいます。お兄ちゃんとママが一緒に体を洗い、お兄ちゃんは湯船へ。ママはそのまま赤ちゃんを洗います。ママが湯船につかるのは、赤ちゃんを洗い終えたあとの1分程度。疲れも取れません。上がる時は先に赤ちゃんを拭き、タオルをかけてしばらく待っていてもらいます。お兄ちゃんの脱走を防ぐため、浴室内でママと一緒に体を拭き、お風呂から出ます。お兄ちゃんは素っ裸でしばらく走り回り、私は急いで赤ちゃんの服を着せて、自分もとりあえずパジャマを着ます。化粧水などつける間もなく、逃げ回るお兄ちゃんを追いかけて、着替え。もちろん自分の髪を乾かす余裕もありませんが、一通り終わった頃には自然乾燥でいい具合に乾いてしまっています。そのあとの寝かしつけも、下の子に授乳していると上の子が邪魔しに来て、やっと下が寝て上の子を寝かそうとする頃には上は不機嫌で、それでも上がやっと寝そうになった時に限って下が泣き出して上も目が覚め…こんなことの繰り返しで1~2時間はすぐに経ってしまいます。

逆に楽なのは、赤ちゃんのお世話です。2人目で勝手がわかっているので、授乳にしろ、おむつ替えにしろ、着替えにしろ、何でもサッとこなすことができます。何をしでかすか予測不能な赤ちゃんと、1度向き合った経験がありますから、生まれる前からある程度の覚悟ができているのです。1人目の時は、お乳を吐いたりうんちが漏れたり、着替えと洗濯の多いことに慣れず、それだけで疲れていましたが、2人目だと「こんなものでしょう」と思えるので、楽に感じます。夜中に何度も起こされることも、体が慣れているせいか、2人目の方が苦痛に感じません。また、泣き止まない時など、1人目はどこか悪いのではないかと心配になり、それこそ24時間、心が休まりませんでしたが、2人目になると「あぁ、このくらいなら大丈夫」と自分の判断にある程度自信が持てます。上の子がいるので、泣いていてもしばらく放っておいてしまうこともありますが、「おむつが綺麗でお腹がすいてなければ大丈夫!」と開き直れるのも、2人目だからだと思います。

世話をする相手が増えるので、時間や体力など物理的には大変ですが、2人目に関して言えば、精神面ではだいぶ楽です。無駄な心配をしなくて済む、という感じでしょうか。心に余裕がある分、育児を楽しむことができています。