2015-01-15 主に食べ物に関することでした 妊娠して一番困ったことといえば、食べ物に関することでした。妊娠したと気づかないうちから、なんとなく吐き気がするなとは思っていて、でもそれは胃の調子が悪いと時々あったことだったので少しずつ食べられるものを食べていたのですが、そういえば今月生理が来ていないと気づいて妊娠検査薬で調べたところ妊娠に気づいてから、本格的に食べられなくなりました。テレビで食べ物が映っているのを観るだけなら大丈夫なのですが、目の前に食べ物があるともう気持ちが悪いので夫の食事も吐き気を抑えながら作っていましたね。食べなければ吐き気が収まっているわけではなく胃の中が空っぽなのも逆に吐き気が強くなるので、水を飲むのも吐き気があったのですがそれでも水分だけは我慢して摂って、食べ物の中でゼリー飲料は少しはマシだったのでそれを大量に買い込んでほんの少しずつ飲んだりもしました。その時に、ぬるいとゼリーの味がするので出来るだけ冷やすようにもしていました。その状態が16週目くらいまで続いたのですが、メインの食事はゼリー飲料と冷たいごはんをおにぎりにしたものだけでよく大丈夫だったと思います。お米も暖かいと途端ににおいや味が強烈に感じられてダメだったのですが、冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態に、昔ながらの酸っぱい梅干しを実家の母から分けてもらって食べていました。食べられないことがプレッシャーになって、お腹の赤ちゃんもちゃんと成長してくれるか不安でしたし、せっかく食べられるものを食べても吐いてしまって苦しいことも、全部がストレスになってその時期は暗黒時代でしたが、それも終わってしまえばけろっとしたものです。6か月を過ぎた辺りから徐々に食欲が戻ってきて、今度は妙に甘い和菓子に異様なほどの魅力を感じるようになり、普通の3食の食事以外に常にどら焼きや御饅頭などが食べたくて仕方がなくなりましたが、当分の撮り過ぎを控えるためにそれらは小さく切ってちびちび齧るようにして食べていました。ただその苦しみの末に生まれた子は3000グラムを超える元気な子だったので、今は全て笑い話になりました。